昨年から、巷でよく耳にするドラッカー。女子高校生が、ドラッカーの精神のもと、野球部をマネジメントし、甲子園へ…という話は、テレビアニメにまでなる人気小説に。
本来のドラッカーの思想をもとにと考えるのは恐れ多く、またその道の方には叱られてしまうかもしれないのですが、あの「もしドラ」的に、毎日の食事も「マネジメント発想」してみると、多くの人たちを悩ませているマンネリや苦痛から脱出できるかも…と思い、ちょっとシミュレーションしてみました。
本来のドラッカーの思想をもとにと考えるのは恐れ多く、またその道の方には叱られてしまうかもしれないのですが、あの「もしドラ」的に、毎日の食事も「マネジメント発想」してみると、多くの人たちを悩ませているマンネリや苦痛から脱出できるかも…と思い、ちょっとシミュレーションしてみました。
まずは、料理をするときに誰のために作るかを考えてみる。たとえば、家族。その構成は、メタボが気になるガッツリごはんが好きなダーリン、毎日の忙しさにつかれた野菜不足の私、まだ時々遊び食べをしてしまうトホホ2歳児…。
これらの顧客の心と体が満足する食べ物を客観的に考えてみる。そしてメニューをDDCレシピで構成してみると…。
メタボダーリンが好きな食べ物のキーワードは「しっかりした味」。ならばポークピカタを通常よりトマトソース多めで作る。低脂肪のヒレ肉に卵の衣をつけてオリーブオイル焼きにしているので、トンカツよりはグッとヘルシー。トマトソースを多めにすることで満足感を。パスタではなくごはんを添えて。ちなみにトマトソースはずばりトマトの濃縮、野菜を凝縮したものなのでたっぷりでも安心です。
2歳児には、ピカタとポトフの野菜を食べやすく切って器に盛り、たっぷりトマトソースをかけよう。カレーのようにごはんと一緒に盛りつけて、混ぜて食べさせてもいいかも。ポトフのスープを、具を入れずに少し薄めてマグカップに入れ、飲み物代わりにすると、きっと食べやすいはず…。
…あくまでも一例ですが、ちょっとおもしろくないですか?
自分が作る、毎日作る、食事作りが大変、ウーーン ツライ!…とネガティブな気持ちになってしまいそうなとき、視点を変えて、第三者的な目線で、家族を顧客にして、毎日の食事をマネジメントしてみませんか?
実行する前に、まずは考えてみるだけでも…。キーワードは、第三者の客観的な目線。意外とおもしろいですよ。(上田淳子)
自分が作る、毎日作る、食事作りが大変、ウーーン ツライ!…とネガティブな気持ちになってしまいそうなとき、視点を変えて、第三者的な目線で、家族を顧客にして、毎日の食事をマネジメントしてみませんか?
実行する前に、まずは考えてみるだけでも…。キーワードは、第三者の客観的な目線。意外とおもしろいですよ。(上田淳子)
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