2011年5月4日水曜日

The Making of DDC Spring

そういえば、このブログのタイトルは「The Making of Delicious Dining Club」。でもたぶん、まだ一度も、「ページができるまで」的なちゃんとした記事は書いていませんでしたよね。なので今日はそのあたりを意識してみたいと思います。現在公開中の「Seasonal Recipes/Spring」を例に。

Seasonal Recipesでは、各季節にどんな料理を入れるかをすでに1年分決めてあるので、撮影前にはその計画に従って料理の「顔」をラフコンテに落とし込んでいく作業をします。スタイリストが器を選びやすいように、わかりにくいものは図解入りで。(このコンテはEarly Summerのものですが…)
カレンダーにも使われている季節の素材写真は、 シェフと私が手分けして買いに行きます。近所のスーパーであることが多いのですが、Springのときは、一緒に青山ファーマーズマーケットまで買い出しに行きました。素材写真の撮影後はもちろん、撮影用の料理に使います。
撮影に使う器は、「同じ家の食器棚から出てきたような感じ」を目指しています。違う料理に同じ器を何度も使うのも、家庭ではもちろん普通のことなので、どんどんやっています。初回の撮影のときはチームメンバーの家にあるものを持ち寄ってやってみたのですが、持ち運びがあまりにも大変…だったので、現在はあるお店からテーマに合ったものをお借りしています。下の写真は、みんなの食器を持ち寄ったところ。
というわけで、器もリネンもワインも、テーブルの上でスタンバイOK!
料理ができ次第、撮影開始です。
撮影前には、レシピ通りに作れるかのチェックも兼ねて、すべての料理を試作するのも私の大切な仕事。上が試作、下が本番です(ははは、言わなくてもわかりますね)。

そんなふうにして、1シーズン分の撮影を定期的に行っています。
発表待ちのレシピは、すでに200以上あります。DDCサイト上以外にも、今後さまざまな方法&メディアでご紹介していく予定ですので、どうぞお楽しみに!(田村)

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