2011年4月7日木曜日

桜の頃に

すっかり東京も春めいてきました。近くの公園も桜が満開です。良いですね、やっぱり春って。枝いっぱいに咲き誇る桜の花を見ていると、本当に幸せになります。冬の間は、あんなに寒くて、ましてや北の方では雪にすっぽり埋もれて、「本当に春が来て、桜が咲くのかな?」と心配になるのに、ちゃんと毎年、この時期にそのあでやかな姿を見せてくれる桜。我慢の先に必ずある晴れ舞台――。日本人の心意気と似ている気もしてきます。

今年は、お花見自粛…といった声も聞かれますが、桜の開花こそが、芽吹きの喜び、茂る季節へと続くスタートライン。私たちを含め、皆様の心の中にも響く、「がんばろう!」の意味を込めて、親しい人たちと花を愛でることが出来る幸せをかみしめ、これからに向かって走り出さなくてはいけないとも思います。

そんな思いで、宴をなさる方がいらしたら、ぜひ桜のお供には、支援しなければいけないエリアのお酒や食品を。特に、スッキリ辛口の東北のお酒は、日本料理はもちろんのこと、洋物にも中華とも…楽しめる優れものですよ。

そして、大事なことがもうひとつ。来年の桜では、今年よりずっとずっと多くの人たちが、笑顔になるようにがんばるからね と…桜と約束することも忘れずに。ね。
(上田淳子)

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