2012年1月24日火曜日

ビストロさわざき 本日も口福ナリ その1〜ラムのロティ レンコン添え

なぜだか、久しぶりにラムをガッツリ食べたくなり、
以前、DDCのWinter 2011でご紹介した料理にチャレンジしました。
午前中にスーパーに電話して、かたまり肉を確保してもらう。
やる気マンマンです。

まずは、肉に塩胡椒をし、肉に焦げ目がつくまでフライパンで焼きます。
塩は上田シェフに教わった通り、「満天の星」をイメージしてしっかりと。
その合間にレンコンをオリーブオイルであえておきます。
200℃に熱したオーブンに肉とレンコンを入れ、12分さらに焼きます。
焼け具合は金串を肉の中心にさし5秒待ち、火の入り具合を確認します。
ちょっとぬるい位でしたが、ウチの先輩シェフに尋ねたら、OKとのこと。
そこで、取り出し、レンコンはさらにフライパンで焼き目をつけます。
肉はアルミホイルで覆って焼いた時間と同じ12分おき、
肉汁を落ち着かせます。
肉にマスタードを塗り、刻んだパセリをのせて出来上がり。簡単です。
う〜ん、このラムの香り、堪りません。
でもチョッと香りにシットリ感があるような。

ナイフを入れて一口。

レアだ。でもレア過ぎ。なぜだろう。
その後、3分さらに焼く。まだ足りない。
(ここで、自分がラムはミディアムが好きなことを思い出す)
その後3分焼き、ようやくいい感じに。
脂身が多かったのと、金串で確認するときに
もっと串が熱くなるまで焼いた方が良かったんではないかと検討する。

シンプルなんだけどやはり、肉を焼くのは難しい。今度はリベンジするぞ!

それでも、最終的には美味しく頂くことができました。
つけあわせのレンコンも焼いて旨味が凝縮されて甘みを感じる。
シャキシャキの歯ごたえもグッド。

ラムの個性的な味わいには、やはりパンチの効いた赤ワインを。
シンプルな料理なので、それほど熟成感や複雑味のあるものではなく、
ストレートで若々しい、南仏、南ローヌ地方の赤を。
チョッとインキーで(インクのような、という意味です)、
太陽をいっぱい浴びた葡萄を、ギュッと濃縮したかのような濃い味わい。
すっと鼻に抜けるような香草のニュアンスも感じて、濃ゆいけど爽やか。
「体育会の好青年」、といったところか。
ラムの肉と調和して脂身もつつみ込みます。
濃ゆいもの同士の相乗効果で、さらに食事もワインも進みます。
ああたまらん!

本日も口福ナリ。

いつも撮影しているDDCレシピを
料理ビギナーの私が作り、それに合わせて
どんなワインを一緒に飲むと幸せになれるか。
そんなことを不定期になりますが、書いていきます。

堺正章さんと違ってまだ☆なしシェフですが、
いつか☆を貰えるよう、精進したいと思います。
(澤崎)

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