年末年始は、上田の実家に毎年帰省・・。
そんな帰省中、子供たちの一大イベントが、庭にある大きな夏みかんの木でのみかん狩り。
普通なら、入園料を払って楽しむような作業なのですが、そこは実家・・。
取り放題・・ではなく、それは取らなければいけないという重要なミッション・・のもと、
二人の息子が脚立やはしごを出して、毎年、奮闘します。
今年は、枝の剪定をかなりしたので、収穫量はぐっと少なく、とはいえ、
終わってみると・・段ボールにゆうに10箱分ありました。
(いつもはそれどころではありません)
そんな夏みかんが先日宅配便で東京の自宅に届きました。
いつもなら絞っていただくことが多いのですが、
数が少ない分今年の実は大ぶり。
絞ってしまうのはもったいないね・・と言うことで、
一部をマーマレードとピールに仕上げることとなりました。
まずは、マーマレード。
皮をむいて、ゆでこぼしをして、苦みを軽く抜き、細切りに。
実は房を分け、皮をむき・・と1個や2個なら楽しい作業も
20個近くなると、ここはジャム工房? と言った状況に。
ピールも丁寧に皮をむき、ゆでこぼして苦みを適度に残しつつ、加熱。
こちらも(汗!)同じく大量生産・・。
でも、家中がみかんの香りに包まれ、それはそれでなんだか幸せ。
ジャム用の実を取り出した房と種を煮だして、
ペクチン質を取りだしジャムを煮ている鍋に投入。
煮詰めること1時間ほど・・黄金に光るつややかなジャムが鍋一杯にできあがりました。
一部はスコッチウイスキーを混ぜて、ウイスキー風味のマーマレードとして瓶詰めに。
今年は、バニラビーンズ入りも作ってみようかな!
ピールは、まだ砂糖を含ませる作業中と、仕上がりまであと数日かかる模様。
出来上がりをグラニュー糖仕上げに。一部チョコをかけて、オランジェットにしようかな。
買っていただくのは簡単だし、
もしかしたらそちらの方が洗練されたおいしさなのかもしれないけれど
これはこれで・・楽しさ、大変さが作り出すおいしさもプラスされると言うことで。
のんびり田舎で勿論無農薬・・・寒風吹きすさぶなか、
今年もしっかり実をつけてくれた夏みかん。
まさか、おしゃれなマーマレードとピールになるとは、
みかん本人が一番ビックリしているかもしれませんね。
でも、本当に、1年お疲れ様。来年もおいしい実を期待しています!
(上田淳子)
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