先日、お仕事で時々お世話になるカメラマンの渡辺七奈さんより、ジャガイモをいただきました。もちろんご自身が、丹誠込めて畑で育てられた、ジャガイモたち!なのですが・・ 七奈さんのすごいところは、そのジャガイモの出来映え、味わいはもちろん、なんと言ってもその種類!。
毎年その数は増え、今年いただいたのは、なんと17種類。
男爵、きたあかりと言った定番はもとより、インカのめざめ、インカのひとみ、シャドークイーン、ベニアカリ、スタールビー、キタムラサキ、こがね丸、さやあかね、トカチアカネ、ジャガキッズパープル、アンデスレッド、ノーザンルビー、はるか、ドロシー、シェリー(もちろん、みんなジャガイモ!)。
皮は薄茶色、中身は白っぽいまたは少し黄色がかったというのが、ジャガイモの色だと思いがちですが、その常識を覆す、ジャガイモたちの顔ぶれは、茶色、薄茶色、赤紫、黒紫の皮。赤色が散った黄色の中身、サツマイモもびっくりの濃い黄色、あくまでも白っぽい色、そして紫芋もびっくりの濃い紫のジャガイモ・・と、本当にびっくり。
そんなジャガイモたち、どう食べるか悩みますが、やっぱり全種類を一度にじっくり蒸してまずはそのまま、その違いを堪能しつつ、味わいたいというのが本音。そしてその後は、蒸したお芋を、それぞれに合う調味料を探りながら、塩、醤油、マスタード、バター、オリーブ油・・・・といろんな調味料で味を付けて、いただこうかと。
たかがジャガイモとは絶対言えないされどジャガイモ。 七奈さんと畑の力に感謝しつつ、美味しくいただきたいと思っています!
(上田淳子)
2011年8月19日金曜日
白ワインのサングリア
週末、知人が我が家に集まりました。暑い盛りだからと、たっぷりの柑橘類とジューサーを持参という客人にみんなは大喜び、まずはフレッシュジュースでアペリティフということになりました。
もちろん、お好きな方は、ウオッカなどを入れて、お好みのカクテルにということで、暑さも吹き飛ぶ柑橘パワーにみんなで大満足だったのは言うまでもありません。
そんな、アペリティフの後、ジューサーの横にはと言うと・・10人近いメンバーが飲んだフルーツの皮の山。絞りきれない実が少し残ってたりして・・少しもったいないな・・と思っていたら、メンバーの一人が「安いワインと、大きなピッチャーありませんか?」と言う声とともに、皮から実の残った部分を手で外し始めました。一同「キョトン!」 としている中、せっせと外される、オレンジ、グレープフルーツの実は、ピッチャーの中へ、仕上げにライムもプラスして、白ワインをたっぷり注ぎ・・。そう、彼が思いついたのは、サングリア。
写真の白ワインのもの以外に、もう一つ、シナモンとクローブを効かせた赤ワインバージョンも制作。かくして、そのまま「さよなら」するはずの柑橘たちは、ワインとともに1時間ほど寝かされ、別なる姿で宴に再度登場。
輪切りのオレンジやレモンを数枚入れただけのものとも、ジュースを混ぜただけのものとも全く違う、フルーツのうまみがじわりとしみ出たサングリアは、もちろんとびきりのお味。美味しいものって、お金だけでは手に入らない、こんなちょっとしたアイディアとセンスから生まれるんだなと・・一同しみじみ。
この日のサングリアにはそんなすてきなエッセンスが詰まっていました。
(上田淳子)
もちろん、お好きな方は、ウオッカなどを入れて、お好みのカクテルにということで、暑さも吹き飛ぶ柑橘パワーにみんなで大満足だったのは言うまでもありません。
そんな、アペリティフの後、ジューサーの横にはと言うと・・10人近いメンバーが飲んだフルーツの皮の山。絞りきれない実が少し残ってたりして・・少しもったいないな・・と思っていたら、メンバーの一人が「安いワインと、大きなピッチャーありませんか?」と言う声とともに、皮から実の残った部分を手で外し始めました。一同「キョトン!」 としている中、せっせと外される、オレンジ、グレープフルーツの実は、ピッチャーの中へ、仕上げにライムもプラスして、白ワインをたっぷり注ぎ・・。そう、彼が思いついたのは、サングリア。
写真の白ワインのもの以外に、もう一つ、シナモンとクローブを効かせた赤ワインバージョンも制作。かくして、そのまま「さよなら」するはずの柑橘たちは、ワインとともに1時間ほど寝かされ、別なる姿で宴に再度登場。
輪切りのオレンジやレモンを数枚入れただけのものとも、ジュースを混ぜただけのものとも全く違う、フルーツのうまみがじわりとしみ出たサングリアは、もちろんとびきりのお味。美味しいものって、お金だけでは手に入らない、こんなちょっとしたアイディアとセンスから生まれるんだなと・・一同しみじみ。
この日のサングリアにはそんなすてきなエッセンスが詰まっていました。
(上田淳子)
ラベル:
cooking tips
2011年8月11日木曜日
今夜と、9月20日のお知らせ
7月終わりの「あさイチ!」出演の際には間に合わなかったのですが、今回は間に合うようお知らせです。ぎりぎりだけど。
本日8月11日夜9時より、NHK教育「きょうの料理」に、我らが上田シェフが出演しますので、お時間が合ったらご覧ください。双子のご子息の誕生&成長に合わせてその道を極めてきた、得意分野のひとつ・キッズクッキングのエキスパートとしての登場です。
もうひとつのお知らせは、Delicious Dining Club初の料理イベントの開催決定。9月20日(火)、東京・下北沢の「fog 2nd floor」にて、少人数制のクッキングセミナーを行います。秋先取りのメニューを目の前でご覧になれるチャンス! 制作チーム全員で楽しくためになる内容を策定中です。
詳細が決まりましたら、またここでご案内させていただくので、少しお待ちくださいね。
(田村)
本日8月11日夜9時より、NHK教育「きょうの料理」に、我らが上田シェフが出演しますので、お時間が合ったらご覧ください。双子のご子息の誕生&成長に合わせてその道を極めてきた、得意分野のひとつ・キッズクッキングのエキスパートとしての登場です。
もうひとつのお知らせは、Delicious Dining Club初の料理イベントの開催決定。9月20日(火)、東京・下北沢の「fog 2nd floor」にて、少人数制のクッキングセミナーを行います。秋先取りのメニューを目の前でご覧になれるチャンス! 制作チーム全員で楽しくためになる内容を策定中です。
詳細が決まりましたら、またここでご案内させていただくので、少しお待ちくださいね。
(田村)
ラベル:
information
2011年7月31日日曜日
Summer Menu始まりました
先週より、初夏の次の季節、夏メニューをスタートしました。
この撮影では、初の試みで屋外ロケを敢行。
今日は、その時の様子を少しご紹介しようかと思います。
早朝の九十九里浜にやってまいりました。
サーファーだけが知っている穴場スポットです。
上田シェフ、下ごしらえしてきてくれた食材や調理道具をロケバス近くに仕込んで準備万端。砂浜にパラソルを広げ、使いなれたいつものキッチンでの撮影と同じように、手早く料理を仕上げてくれます。気温がどんどん上がっていったので、食材の温度管理もとても大変でした(しかしこの様子、お店広げてるのかと一瞬間違えられそうですね)。
手作りツナのニース風サラダは、海と砂浜を望む海辺のレストラン風に撮りたくて、何度もアングルを調整しました。

いかすみのパエリアは、ポータブルコンロを持ち込んで、現地でお米から炒めて作っています。
たぶん33℃は超えていたと思われる真夏日でした。照りつける太陽のもとで手タレを務めてくれたのは、完全UV武装したスタイリスト小山さん。
こんなライブな仕上がりになりました。
というわけで、ふだんのちょっとおすまし系(?)スタイリングとは少し違うワイルドな雰囲気、どうぞお楽しみください!
(田村)
この撮影では、初の試みで屋外ロケを敢行。
今日は、その時の様子を少しご紹介しようかと思います。
早朝の九十九里浜にやってまいりました。
サーファーだけが知っている穴場スポットです。
上田シェフ、下ごしらえしてきてくれた食材や調理道具をロケバス近くに仕込んで準備万端。砂浜にパラソルを広げ、使いなれたいつものキッチンでの撮影と同じように、手早く料理を仕上げてくれます。気温がどんどん上がっていったので、食材の温度管理もとても大変でした(しかしこの様子、お店広げてるのかと一瞬間違えられそうですね)。
手作りツナのニース風サラダは、海と砂浜を望む海辺のレストラン風に撮りたくて、何度もアングルを調整しました。
で、決まったのがこちらです。

いかすみのパエリアは、ポータブルコンロを持ち込んで、現地でお米から炒めて作っています。
たぶん33℃は超えていたと思われる真夏日でした。照りつける太陽のもとで手タレを務めてくれたのは、完全UV武装したスタイリスト小山さん。
こんなライブな仕上がりになりました。
というわけで、ふだんのちょっとおすまし系(?)スタイリングとは少し違うワイルドな雰囲気、どうぞお楽しみください!
(田村)
ラベル:
the making
2011年7月15日金曜日
息子のアクアパッツァ
毎日暑いですね・・でも、わが家の住人達の食欲はいっこうに衰えません(トホホ)。
先週日曜日に、買い物に出かけた際にイサキがきれいだったので、
ローズマリー風味でサッと焼いて、レモンでもかけてさっぱりといただこうと思い購入。
でも結局もっとしっかりした味が食べたい! という家族に負け、
イサキは塩焼きならぬアクアパッツァになることに・・。
このところ少々忙しく、簡単に焼くだけのつもりだったのに・・ちょっと面倒だなと気分が凹み気味。
でも待てよ・・アクアパッツァってDDCにちゃんとレシピをアップしているし・・
私でなくても作れるよね・・と言うことで、
息子のひとりに「ねえ、作ってみない? 上手くできるようになっていると、何かときっと役立つよ!」と。
期末試験も終え、のんびりムードだった息子は、この言葉に上手くのせられ、アクアパッツァを作ることに。
え・・そんなの出来るの? と思われがちですが、
魚が処理されていれば、後はドライトマトやにんにくを切る程度、下準備は少ないんです。
息子曰く、「意外に簡単?」 などと。
まあおいしくできないと、晩ごはんが悲しいことになるので、
手を出さず、ちょっと口を出す程度のギャラリーと化し、息子の作業をチェックすることに。
まずは、フライパンを熱してオイル・・そこに魚を・・
「ちょっと待って! 表面の水気拭くって書いてなかった?」。
慌てて息子、はフライパンの火を止め、魚の水分をキッチンペーパーで押さえます。
再度フライパンを火にかけ、魚を入れ・・でもすぐに、裏が気になり、
中途半端なところで、裏返し・・「あーあ、なんで、皮がはがれちゃうんだよ!」(怒)。
そこに、さめた母の一言「早くから魚を触りすぎ。ちゃんと焼けるまで待たないんだもん。
ずるりと向けるの当たり前でしょう!」
でもまあ、皮ぐらいなんてことはないと言うことで気を取り直して、作業を・・。
あとは、材料を次々入れてどんどん煮ていくだけだからさほど難しくはなく、
良い感じに仕上がりに向かっていました。
その時息子から「ねえ、魚が煮えたのってどうしてわかるの?」との質問。
確かに初めてだと難しいよね。と言うことで、ここは優しく指導を!
「魚の身の一番厚い部分にお箸を刺して、身がほろりと取れそうになっていれば、OKなんだよ。
煮えていないと身は箸ではほぐすことは出来ないからね。
勿論箸で刺す場所は、盛りつけの際に下になる方に。
そうしたらチェックしたことも、ごまかせるでしょう!」
と言うことで、取り組むこと数分。
そして料理は無事完成。 初めてにしては、まあまあの出来。
あと2回ぐらい作ると本当に上手に出来るようになるから! と慰め激励し、食卓へ。
勿論見た目は多少・・ですが、お味と魚の火入れ具合はばっちり。
親がそのことを褒めると、おいしくできて息子もまんざらでない様子。
そんな状況を見ていたもう1人の息子、僕がこの残りの煮汁でリゾット作ろうかな!と
戦いモードのスイッチが入り・・。
かくして私は、サラダを作っただけなのに、
アクアパッツァとリゾットの夕飯をいただけた、日曜の夜でした。
何事も、小さい頃から・・少しずつ、
料理を作ることも、おいしい物を食べると幸せになることも・・
無理強いしない程度に、教えておくと・・
いつか報われるのね・・と思った瞬間でした。
ちなみにこの時一つ思ったこと・・
今回は、アクアパッツァは分量の倍で作りました。
レシピ通りに作る場合はさほど気にならないのですが、
倍量にすると少しオリーブ油が多いかなと感じられました。
すべてについてこうだとは言えないのですが、
分量を変えるとき、多少ご自身の判断で、調味料等は加減していただいた方が良いかもしれません。
火加減とか、素材からの油や塩味から、多少味わいが変わってきたりすることも。
こんなことをすこし気にしながら、ご自身の作りやすい分量で、常においしく・・を基本に
料理を作り上げていただけたら嬉しいなと思いました。
(上田淳子)
ラベル:
life
2011年6月10日金曜日
初夏のメニューでお待ちしています
1カ月ぶりのブログ更新になってしまいました…。
昨日から、Seasonal Recipesに新しいシーズン、
Early Summer が加わっています。
上の写真の野菜や果物は撮影の後、こんなメニュー達に変身しました。
スパイシーでサクサク、ゴーヤのフリット。
初夏らしいさわやかなビーフソテー。
食べたらわかるけど、ただのパスタサラダと違います。
ほんの短期間しか出回らない、あんずを見つけたらぜひ!
これから4週間かけて1レシピずつ追加していきます。どうぞお楽しみに!
ラベル:
information
2011年5月10日火曜日
DDC on Facebook
Delicious Dining Clubは、Facebookにもページがあります。
現在はお知らせ用ですが、これからもっと充実させていきますので、よかったらのぞいてみてくださいね!
Delicious Dining Club (DDC)
ラベル:
information
登録:
投稿 (Atom)