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2012年9月25日火曜日

私的良店案内7 「マーガレット・ハウエル ハウスホールドグッズ」

マーガレット・ハウエルがデザイン、セレクトした
インテリアアイテムとホームウエアが揃う
ハウスホールドグッズの初オンリーショップが、
松屋銀座7Fにオープンしました。
小さな空間ですが、
マーガレット・ハウエルの世界観がぎゅっと詰まっていています。

アーコール社の椅子やアングルボイスの照明、
ロバート・ウエルシュのキャンドルスタンドやカトラリーなど、
秀逸なブリティッシュデザインアイテムと共に、
日本の野田琺瑯製品なども並びます。
独自の別注カラーものも多く、新鮮ですよ。


インテリアのフォトブックが出ていたり、
雑誌で特集されたりと、
マーガレット・ハウエルのインテリア好きは有名。
自宅のインテリアも彼女らしくて、とても素敵ですよね。
私も誌面を通して、彼女の魅力的なライフスタイルを
学ばせてもらったひとりです。

カフェが併設されている渋谷の神南ショップもおすすめですが、
銀座に出かけた時には、ぜひ覗いてみて下さいね。

(小山佳子)

2012年8月28日火曜日

私的良店案内6 「kino」


今回は表参道にある「kino」をご紹介します。
kinoをひと言で表すなら「ロマンティック!」。
今やロマンティックテイストのインテリアテーマには欠かせない存在です。

我が家のインテリアテイストとは真逆なのですが、
かわいいものが沢山あって、気持ちが上がります。
私も女子、可愛らしい、ロマンティックな良いものはワクワクしますねぇ。
この「良いもの」がポイントですが~。

特にオリジナルアイテムがおすすめ。
子羊柄マグカップは、オープン当時にいただいた娘用。
ハイジのユキちゃん(あちらはヤギですが・・・)みたくて、ほのぼのとした気持ちになります。
我が家の数少ないキャラクター3のひとつで、
ムーミン、ピーターラビット、そしてこの子羊ちゃんです。


他にも、花鳥柄のポンポン付きランプシェードやうさぎのクッションなど、
その時々で新しい物に出会えますよ。

オリジナルの絵柄などをデザインしているのが、ディレクターの吹野さんです。
kinoテイストのままの可愛らしい女性で、
お若いのにしっかりされていて、
オープン当初から変わらない、丁寧な対応をして下さいます。
御実家が大きな家具屋さんで、
時々ショップでお父様にお会いします。
お父様も良いお方で、この娘にこの父あり!
と勝手に納得している小山です。
そして、素敵な関係だな~と。
(吹野さん、勝手にいろいろ書いてごめんなさいね・・・・)

ぜひ出かけてみて下さいね。

(小山佳子)

2012年7月17日火曜日

私的良店案内5 「クラスカ ギャラリー&ショップ ド-本店」


目黒通り沿いにあるホテル、クラスカの2Fにある
大きな窓から、自然光がたっぷり入る広い空間で、
訪れるたびに心地良さを感じるショップ。

食器からウエアまで、アイテムはさまざまですが、
日本のモノを中心に、シンプルで清潔感のあるモノが並んでいます。
日常を清々しく、気持ちよく暮らすためのモノ、というのが私のド-のイメージ。

オリジナルも豊富で、食器や照明、トートバッグなど、
デイリーユースにぴったりなデザインばかりで、
どれもド-らしさを感じます。

企画展も魅力的なのでおすすめしたい。
「ポスタルコの頭の中」
「フィリップ・ワイズベッカー」
「クウネル10周年ありがとう」展などなど。
私もよく足を運んでいます。
85までは「牧野伊三夫」展をやっていますよ。


写真のポストカードは、スタイリストの岡尾さんとド-が手掛けた
「竹皮編み」展の時のもの。
スタイリングが岡尾さんらしくて、かわいかったです。

添えた木の三日月はペーパーナイフ。
仕事仲間であるスタイリストの矢口さんが、ド-で見つけて、
名前にちなんで娘にプレゼントしてくれたものです。
ペーパーナイフというものを初めて知った、見た娘。
机の上に飾っています。

(小山佳子 )

2012年6月19日火曜日

私的良店案内4 「H.P.DECO」

表参道にある「H.P.DECO」も大好きなショップのひとつ。
一歩店内に入れば、そこはもうH.P.DECOワールド!
フランス、モロッコのものなどを中心に、
独自の目線でセレクトされたアーティスティックなアイテムが並び、
どこの国なのか分からない、不思議な世界が広がっています。

いち早くフランスの「アスティエ・ド・ヴィラッド」や「ツェツェ」を
日本に紹介したのもここ。
ユーズドの家具や蚤の市で探してきた小物なども魅力的です。

最近はショップの一角に、NYの紅茶ブランド
「ベロック・ティー・アトリエ」のコーナーができ、
新たな世界観を見せてくれています。

H.P.DECOを運営するH.P.FRANCEは、
さまざまなブランド、ショップを手掛けています。

「バザー・エ・ガルド・モンジェ」「水金地火木土天冥海」
「ジャマン・ピュエッシュ」など、
どのブランドも個性的でおもしろく、見に行くのが楽しみ!

個人使用のものは、シンプルでクリーンな雰囲気のものが中心ですが、
それだけでは人生と同じでつまらない。
+αの遊びの部分、ユーモアも大事。
そんな気持ちをぎゅっと表現してくれるのが、
H.P.FRANCEの存在だと思います。

どのショップに行っても、スタッフの方が皆感じがよいのも特徴。
モノ好きなんだな~と感じる、共通の何かがあるんです。
H.P.FRANCEという会社がきっとそうなんですね。


最近購入したのがこのCORALTUSKのブローチ。
目が合ってしまいました。
なまけもの?らしいのですが・・・
バッグに付けて、微笑みの君を連れて歩いています。

(小山佳子)

2012年6月6日水曜日

器作りの仕事


スタイリストを続けていると、
モノ作りの機会に恵まれることがあります。

いくつか参加しましたが、ずっと続いているのが器の仕事。
長崎県波佐見にある堀江陶器と作っている
h+」(エイチ・プラス)というブランドです。
私の師匠から受け継いだ、大切な関わりのある人達と器作りをしています。

毎年一回は波佐見を訪れるのが恒例行事。
窯元などの職人さんの所を回り、
沢山の事を吸収して、器のデザインにつなげています。


全てを自分たちで進めているので、
時間がかかったり、なかなか実現できなかったりと、
大変なこともありますが、
いつものスタイリストの仕事とは違った楽しみがあります。


今年の新作を含めた展示会が今日から始まりました。
プロ向けの国際見本市、ライフスタイル展に毎年参加しています。
昨日ディスプレイに行ってきたのですが、
なんとか形になり、お披露目できるこの日はやはり嬉しいもの。
小さなブランドですが、ゆっくり成長できればと皆思っています。

(小山佳子)

2012年5月29日火曜日

私的良店案内3 「グランピエ」


青山三丁目交差点から伸びるキラー通りの先、
趣のあるビルの12Fに「グランピエ」があります。
西洋民芸の店とうたっている通り、
インド・パキスタン・トルコ・ルーマニア・中国などなど、
さまざまな国のさまざまなモノを見ることができます。

行ったことのない国のものも多く、
エスニックでプリミティブなものばかり。
共通しているのは「手仕事」のものということ。
民族性の高い、手仕事ならではの
モノの存在感がたまらない魅力で、
いつ行ってもワクワクします。

私がこの世界に興味を持ち始めた
189の頃の憧れは、何といってもフランス、パリ!

雑誌に載っていたカフェオレボウル、
デュラレックスのグラスを買いに、
埼玉の実家から東京・広尾のF.O.B COOPまで
出かけていったものです。

20代、晴れて、スタイリストのアシスタントになり、
毎日沢山のお店をまわる生活がスタート。
F.O.B COOPも何度も行きましたが、
グランピエも何度も行きました。
フランスもの人気は相変わらずでしたが、
エスニックものの流行がやってきたからです。
初めて見る、手にするグランピエのものがとても新鮮でした。

また、私の師匠である岩立さんの
エスニックのスタイリングが本当に素敵で、
オールマイティな人でしたが、
エスニックスタイルが私は一番好きでした。
岩立さんもグランピエにあるものが好きだったと思うし、
岩立さん自身がそういう人だったと思います。
(抽象的ですね・・・)

長く通っているグランピエですが、
その独特な佇まいはずっと変わりません。
でも、いつでも沢山の知らないものを
遥か遠い国から持ってきて、
ずっと見せ続けてくれます。
モノについての質問をすると、
いつも丁寧に教えてくれます。
20代の私も、今の私も、
延々と変わらないことをやっています。
お店から、お店の人から学ぶことばかりです。


写真の陶器はアフガニスタンのもので、
20代の頃に買いました。
欠けも味わいに感じる器で、
オレンジ系の果物がよく合います。
今ですと、柄が沢山入ったものが充実していて、
見ごたえ充分。

異国の空気を感じに、
ぜひ、ぜひ、お出かけ下さいね。

(小山佳子)

2012年5月1日火曜日

私的良店案内2 「リビング・モティーフ」


六本木のAXISビルにある「リビング・モティーフ」は、
さまざまなグッドデザインのものがセレクトされた信頼のおけるショップ。
仕事ではもちろん、自宅のものやギフトなど、よくお世話になっています。

3フロアからなるショップは広々としていて、じっくりとモノ選びができます。
仕事のリサーチに行ったつもりが、
仕事を忘れて、いろいろと見続けてしまうことも。
地下には洋書のビブリオファイルを併設しているので、
ブックハンティングも楽しめますよ。

いつも感心するのが店内のディスプレイ。
大胆かつ、繊細で美しいのです。
リビング・モティーフのモノ選びに通じるところがあるように思います。


愛用品のひとつが、この竹製品。
マドラーは柄が長くて使いやすく、所作もきれいに見えるから不思議。
そしてバターナイフが秀逸!
実はバターナイフ好きで、沢山もっているのですが、
これが一番好きです。
形の美しさと同じくらい、すっときれいにバターを取ることができるのです。
作家さんがもう作られないとかで、今は扱っていないのが残念。
いくつか購入しておけばよかった~。

六本木といえば、今やヒルズやミッドタウンが代名詞のよう。
でも私の中では、AXISなんですよね。
デザインにこだわった、ライフスタイルショップの先駆け、
リビング・モティーフにぜひ足を延ばしてみて下さいね。

(小山佳子)

5月12日(土)のイベントのエントリー、引き続き受付中です!
みなさまのご参加、お待ちしております。
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ぜひライブで、リアルで、DDCをご体験くださいね。

2012年4月24日火曜日

私的良店案内1 「ナンセンス」


仕事柄、毎日のようにいろいろなショップに出かけています。
大きな撮影の時には、1日で20件以上まわり、商品を集める事もあります。
そんな仕事の中で出会った良いお店を
今回から少しずつ、ご紹介していきたいと思います。

初回は学芸大学にある「ナンセンス」。
国籍を問わず、さまざまな国の古いものが所狭しと並んでいます。
日本の木の小引き出し、北欧のテキスタイル、イギリスのカトラリーなどなど。
可愛らしい物もクールなものも同居していて、
どれをとってもナンセンスカラー。
照明などのリメイクものも得意で、おもしろいものが見つかります。


我が家にあるナンセンスもののひとつがこの陶製の子犬。
高さ4cmほどの小さなものですが、ひとめぼれでした。
「どーしたの?」と話しかけたくなる表情。
キッチンの窓辺に置いていて、目が会うたびに癒されています。

この子犬のように愛らしい女性が、いつも気持ちよく迎えてくれます。
お店も人なり。
ぜひ、出かけてみて下さいね。

(小山佳子)