春爛漫のここ数日、東京は桜が満開。
先週の嵐の際はまだつぼみだったので、
大きな被害も免れ、週末は、まさに花見日和となりました。
日本の春は、梅、桃、桜とピンク色の花から始まりますよね。
私が以前働いていたフランス、スイスは、黄色から始まります。
レンギョウ、ミモザ、菜の花、クロッカス・・・・
黄色い花が一面に咲きほこり、
新芽が出始めるこの季節は、それはそれで圧巻。
イースターの季節と重なり、休暇も・・と寒く長かった冬が終わり、
春が来る嬉しさに多くの人々が幸せを感じる時でもあります。
どの国も春が来る嬉しさは同じのよう・・・
でもこと花見「花を愛でてお酒を楽しむ。桜の下でお弁当を広げる」
となると・・これって日本ならではなのでは。
ちょっと調べてみると、その始まりは、奈良時代あたり。
当時の貴族が楽しんだのが起源とか・・
その後、都が京都に移り・・・・
時を経て秀吉の時代に歴史的な規模の花見が開かれ・・・
ちなみに庶民の楽しみとして定着したのは、江戸時代だとか・・・
日本では毎年、長きにわたって続けられてきたお花見。
満開の桜を見ながら・・これからもずっと平和に、
桜を愛でることのできる春が訪れるようにと思った週末でした。
(上田淳子)
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