「ワインはぬるめの赤でいい〜 肴は炙ったラムがいい〜」
そんな「舟唄」はありませんが、
もちろん、八代亜紀さんはご存じですね。
前々からあるといいな、と思っていたアルバムが発売されます。
八代亜紀さんの初の本格ジャズ・アルバム。
その名も、「夜のアルバム」 。
あのハスキーボイス、ソウルフルな歌唱力。
演歌だけではもったいない、
ジャズボーカルで絶対聞いてみたいと思っていました。
小西康陽さんプロデュースですが、
今まで誰もやらなかったのが不思議。
さすが小西さん。
知らなかったのですが、
メジャーになる前はクラブシンガーとして歌われていたそうで、
また、97年からジャズコンサートも開かれているそうです。
嫁が雑誌に音楽ページの連載担当を持っていて、
幸運なことに、発売前に試聴する事が出来ました。
なんとなく、ちあきなおみさんが歌ったファドを思わせる、
こぶしがきいているのですが、しみじみと沁み入るアルバムでした。
曲目はジャズのスタンダードナンバーと歌謡曲のカバーですが、
「Fly me to the moon」「Summertime」
「枯葉」「Over the rainbow」、
想像がつくと思うのですが、良いです。沁みます。
「五木の子守唄〜いそしぎ」は、
なるほど、確かにね、と膝を打つ思いです。
10月10日に 発売されるそうです。
(澤崎信孝)
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