この料理は、夏野菜を軽く茹でて、野菜の旨味を引き出し、
豚肉をニンニクでマリネしてスパイシーに味つけして、こんがりと焼き、
ビネガーを肉汁と絡み合わせてホットドレッシングにします。
野菜、肉、ソースが三位一体になり攻めてきます。
しびれます。
豚肉を炒めず、焦げ目がつくように焼きます。 |
シェリービネガーを加えてグツグツさせ、混ぜます。 |
野菜の上に、アツアツのお肉、ソースをかけ、黒オリーブ、トマト、イタリアンパセリをそえます。 |
フランスのものは手に入らなかったので、カリフォルニアのものです。
ピノで有名な作り手ですが、ヴィオニエもいけます。 |
華やかな白い花、パッションフルーツ、白桃のコンポートの香り。
酸はまろやかで、果実味豊かな味わい。
ニンニクと胡椒のきいているスパイシーな肉に合い、
また、茹でた野菜の甘み、ピーマンの苦み、タマネギのスパイシーな感じとも絶妙!
南のワインはスパイシーなものに合うんです。
今回は、ちょっと肉に塩をふりすぎた、というのが反省点。
塩の量が、上田シェフのおっしゃる「満天の星」プラス流星群だったかも。
塩加減は難しいですね。
まあ、それ以外は上手くいきました。野菜も美味しく茹でられたし。
次は是非屋外で食べたい!
でも蚊が出るこの季節だったら、
虫の少ない涼しい高原なんて、最高のシチュエーション!
贅沢を言うとキリがありませんね。
それはともかく、夏野菜とお肉、そしてワインが、
しみじみと舌におなかに、沁みました。ありがたい。口福です。
(澤崎信孝)
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