2012年3月23日金曜日

ワインと女性の関係。

以前、ワインを飲んでる時に、
「このワインに女性を例えると、誰?」と聞かれて
身近な人を思いつくままに挙げていきました。
結構、その例えが腑に落ちたみたいで、ウケたことがあります。

ワインを人に例えると、不思議と女性なんですよね。
男性はウイスキーとか、リキュールのイメージ。

例えば、ボジョレー(ヌーボーでは、ないですよ)。
果実味が豊かで、タンニン、酸もそれほど強くなく、
チョッと冷やして飲むくらいの赤ワインですよね。
フレッシュで、爽やかとかまではいかないけれども、重くなく、軽やか。
春から初夏をイメージします。
ルビー色で透明度のある色合い。スミレやサクランボの香りがする。

どんな人をイメージしますか?
私は、 好奇心があり、フレンドリー。親しみやすく、純粋な人。
スポーツをバリバリやるわけではないけれど健康的。
ナチュラルメイクでショートからセミロング。
20代前半位。朝型。花屋さんで働いている。などなど。


次は、スパークリングワイン。
何と言っても華やかですよね。
特にシャンパンとかは、目出たい席でのイメージが強く、
実際お高めなので、そうそう普段飲めないですしね。

なので、ズバリ、存在が華やかな人。
その人がいるだけで、その場がリッチな、でも派手ではなく、
豊かな満たされた気分にさせる人。
懐が深く、タレントさんではなく、女優さん。

ノンビンテージシャンパン(いわゆるスタンダードなシャンパン。
複数の収穫年のものをブレンドして、
作り手の味を表現した物)だと、30代。
ビンテージシャンパン(収穫年のみを使用し、
その年々の個性を反映させた物。出来の難しい年は作られないことも)や
プレステージシャンパン(作り手の最上級の物。
ビンテージとノンビンテージ、どちらもあります)だと40代半ば以降。
やはり年を経た方が、深みも複雑味も増すのです。

どうでしょうか。
葡萄品種、収穫年、産地、作り手まで考えると、
もう無数の組み合わせができます。

ワインを飲む時に、誰かを思い浮かべてみて下さい。
また、ワインの楽しみが増えますよ。

(澤崎信孝)

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