2012年5月7日月曜日

ワインのおいしい温度

前回の澤崎氏のグラス話・・さすがですね。
私はそこまで厳密にこだわることはないのですが・・
やはり、赤ワインはその味わいを
華やかに開かせるべく、大きめのグラスで。
白ワインは、味わいによって多少グラスの大きさを選んでいます。
勿論、そんなグラス・・・大切な要因なのですが・・。

以下は、以前私のHPUPしたコラム・・
このところ陽気が良くなってきて、
グラス以外にもワインを飲むには
気を付けなければいけないことが・・・
と思い再度登場させてみます!

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ブルゴーニュの白ワインで好きな銘柄があります。
以前、フランスで飲んでからファンになった作り手の物。
ふくよかさの中にも酸味あり、味わいも深く・・・。
ワインショップで見つけ・・喜んで購入。
いつ開けようか・・と考えていたところに丁度、
女友だちが来るので・・と言うことで、
多少蒸し暑い日にちゃんと冷やして
ワクワクしながらボトルを開けました。  
「あれ・・以前いただいたときと違って華やかさにもかけ、
固く閉じたような味わい・・
甘みもあるのだけれど酸味が強く感じられ・・・・」
とちょっと残念なお味。
 あれだけ惚れ込んでいた味なので・・
まあ、年が違うと味わいもかなり違ってくるので・・・
しょうがないのかなと・・。

秋になって、たまたま同じワインをいただき、
ワイン好きの友人との席で開けることに。
急なことであまりしっかりワインを冷やせず、
でも気候も涼しくなったから・・
飲めないほどの温度ではないはず・・。
とグラスを鼻先に近づけると・・違うんです!!
 以前に飲んだものと全然! 別物。
かといって以前の物が酸敗していたかといえば、「ノー」・・

その種明かしは・・「温度」だったのです。

白ワインだからと、暑いからと言うことで、
しっかり冷やしすぎていたんですね。
もちろんキリッと冷やした方がおいしい物も多い白ワインですが、
所詮ビールとは違います。
ワインの特性に合う温度帯でいただけば、
その個性は大きく花開き・・・ 薫り高く味わい深い物となります。
カジュアルな物は6℃から10℃ 
しっかりした物だと13℃くらい・・。

赤ワインの温度は、かなり気にする方なのですが・・
この白ワインに関しては大失敗!
おいしくいただけなかった暑い日の一本に
謝りたい気持ちで一杯です・・。  
 白だから冷やして赤だから常温で・・と思いがちですが、
かのボジョレーヌーボーは赤でも、
13℃程度に冷やした方がおいしい味わいの代表選手。
普通の赤は14℃~16℃  しっかりした赤は16℃~18℃。

わざわざ温度計でチェックする必要はないけれど
(それ用の温度計も存在はするけれど)
折角、飲むワインなのだから・・
いつもとっても気にしている「おいしいお料理」と、
「ワインを分かち合える人たち」と、
「適切なグラス」の用意にプラスして
「おいしい温度」を忘れないようにしなくては・・・ね。

(上田淳子)

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